Shinbo

Urology Clinic

しんぼ泌尿器科クリニック

053-415-1555 〒432-8061浜松市中央区入野町8871-1

Disease 主な疾患 泌尿器科

泌尿器科の疾患

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尿路結石症
尿路結石
 腎臓~尿管~膀胱~尿道といった尿の通り道にできた結石のことです。 結石は腎臓でつくられ、尿の流れとともに尿管、膀胱へと移動しますが、その過程で詰まってしまうと、尿の流れが妨げられ、痛みや発熱を引きおこすことがあります。結石は、結石のある場所により、呼び名が変わります(例:腎臓内→腎臓結石、尿管内→尿管結石、膀胱内→膀胱結石)。
症状
 腎臓内にある時は、ほとんど自覚症状はありません。尿検査での異常(尿潜血や尿中白血球の増加など)で見つかることもあります。結石が尿管に移動すると(尿管結石)、前述した尿検査異常のほかに、尿に血液が混じったり、疼痛が生じることがあります。結石が尿管内に詰まり、尿の流れが妨げられると、激しい痛み(腰や背中、脇腹、下腹部の痛み)や、発熱の原因となり、緊急に処置が必要になることもあります。
検査
 レントゲン検査やエコー検査により、結石のある場所、大きさ、個数などを調べます。レントゲンやエコー検査でも結石がしっかり確認できない場合は、CT検査を行います。
治療
保存的治療:
結石が小さく(およそ5mm 以下)の場合は、自然に排石される可能性がありますので、結石を排出しやすくする薬を飲んで頂きながら、経過観察します。長期間、自然に排石されない場合や痛みが続く場合は、以下の砕石治療が必要となります。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL):
体外の装置によって造られた衝撃波(音波の一種)を結石にむけて集中させて結石を砕き、砂状にして尿と一緒に体外へと排出させる治療法です。体への負担も少なく、外来通院で施行可能です。尿管の下部の結石では効果が落ちます。
内視鏡による結石破砕術:
ESWLでの治療が困難と考えられる場合、尿道から内視鏡を挿入して膀胱内や尿管内の結石を破砕する方法(経尿道的結石破砕術:TUL)が選択されます。この場合には入院が必要となります。
*ESWL、内視鏡治療が必要と判断された場合は、連携する総合病院にご紹介させていただきます。
尿路結石はなぜできるのか? どうやって予防するか?
 これは、結石の患者さんによく聞かれる質問ですが、医学の発達した現在でも、結石発生の原因は実に複雑で十分に解明されていません。現在、尿路結石の原因として、難しい記載ではありますが、以下のようなものが考えられています。
  • 尿中物質の過剰:カルシウム、シュウ酸、尿酸など。
  • 結晶化の促進:結石を抑制する物質(マグネシウム、クエン酸)の減少など。
  • 腎、尿路の病気:感染、奇形、尿の停滞など。
  • ライフスタイル:食事、水分摂取/尿量の減少。
 尿路結石の原因はいろいろな因子が複雑に関与していると考えられています。一部には、遺伝、特定の病気(副甲状腺の病気、寝たきり状態など尿のカルシウムの増加が生じる)や薬剤(尿のカルシウムが増加する薬など)など原因となるケースもありますが、尿路結石症全体の80%以上は原因不明と言われています。とはいえ、こってりで味の濃い食事は結石ができやすい尿を作るといわれていますので、全くの原因不明という訳でもなく、最近では生活習慣病の一症状との考え方が一般的になっています。
 結石ができてしまった方は、食事の見直し必要かもしれません。飲水を十分に行うことを基本として、塩分、脂肪、動物性たんぱく、糖分などの摂りすぎは控える、バランスのとれた食事をすること、ありきたりなことですが大事なことです。