Shinbo

Urology Clinic

しんぼ泌尿器科クリニック

053-415-1555 〒432-8061浜松市中央区入野町8871-1

Disease 主な疾患 泌尿器科

泌尿器科の疾患

頻尿・夜間頻尿 腹圧性尿失禁 前立腺肥大症 神経因性膀胱 間質性膀胱炎・膀胱痛症候群 夜尿症(おねしょ) 前立腺がん その他の尿路性器がん 尿路性器感染症 尿路結石症
神経因性膀胱
 尿をためる(蓄尿)・尿を出す(排尿)ことは、大脳・脊髄、末梢神経といった神経機構の制御を受けることによって行われています。そのため、排尿に関係する神経が一部でも悪くなると、尿の出方が悪くなったり(排尿困難)、尿が近くなったり(頻尿)、尿が漏れたり(尿失禁)します。もちろん、こういう症状は神経の異常だけが原因というわけではなく、他の病気が原因である可能性もあり、専門医の受診が必要となります。つまり、神経因性膀胱とは、何らかの神経疾患(神経の病気)により、排尿・蓄尿の状態が悪くなった状態のことをいいます。
神経因性膀胱の原因
 神経因性膀胱の原因としては、排尿に関係するすべての神経の病気が原因となります。代表的な病気としては以下のものなどがあげられます。
  1. 脳疾患
    (1)脳梗塞、脳出血、パーキンソン病、認知症など
  2. 脊髄疾患
    (1)脊髄損傷などのけが、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など、脊髄が圧迫を受けることによるもの
    (2)脊髄梗塞や脊髄動静脈奇形など脊髄の血管の異常によるもの
    (3)二分脊椎、脊髄稽留症候群など、先天性の病気によるもの
    (4)そのほか
  3. 末梢神経障害
    (1)糖尿病性末梢神経障害
    (2)骨盤内手術(子宮・直腸手術)による神経障害
治療
 症状、排尿障害の重症度により、ご自身でカテーテルを使用して導尿を行っていただく(自己導尿といいます)ことや、膀胱尿道にカテーテルを留置したまま(、定期的に交換が必要です)、などの対応が必要なケースもあります。
 残念ながら神経因性膀胱の場合、排尿のトラブルを元の健康な状態に戻すことはほとんどできません。目標は、排尿障害による患者さんの健康を守ること(尿路感染、腎臓機能悪化などを防ぐ)、生活レベルを保つことにあります。また、介護が必要な患者さんの場合には、介護を担当されるご家族、入所されている場合は施設職員さんの負担もできるだけ減らすことも考慮しなければ大事なことです。これらを踏まえ、訪問看護担当の方にも協力をお願いしながら、患者さんご自身、介護にかかわる方皆さんとチームで十分に相談・検討を行い対応法を具体的に決定していくことになります。